進路相談

看護師と保健師の違いはなんですか? また、看護師と保健師、助産師の3つの内、どの職業が一番なりやすいですか?

回答

 看護師と保健師とでは、仕事内容や取得している資格にその違いが出てくることになります。

 仕事内容の面から見れば、看護師が主に傷病者の治療の補助や、日常生活の援助などを行うのに対し、保健師は地区活動や保健指導を通じて、疾病の予防活動や、地域住民・労働者・学生などの健康維持・増進の促進活動を行うことになります。

 看護師は怪我や病気をしてしまった人を助ける仕事で、保健師は担当する地区の人々が怪我や病気をしないように予防する仕事、といえば分かりやすいでしょうか。

 資格の面から見れば、保健師は看護師の上位に当たる資格を持つことになります。

 保健師の資格を得るためには、看護大学などの看護師・保健師統合プログラムを採用している学校を卒業するか、看護師の資格を得た後に保健師養成施設に通うかして、保健師国家試験の受験資格を得、これに合格する必要があります。なお、平成19年4月以降、看護師の資格を取得していることが保健師の資格取得の必須条件となったため、看護大学卒業後、保健師国家試験に合格したとしても、看護師国家試験に不合格になった場合は保健師の資格を得ることはできなくなりました。

 看護師と保健師、助産師のどの職業が一番なりやすいか、ですが、これは間違いなく看護師となります。

 助産師も看護師の上位資格となるため、看護大学で助産師養成課程を修了するか、看護師の資格を得た後に助産師養成施設に通うかしないと、助産師国家試験の受験資格を得られないからです。

2009年01月更新

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