商品開発ができる職業に就くには、どの学部に進学すればよいのですか?
「商品開発」の仕事内容は、職種や業界によって様々ですので、どのような形で「商品開発」に関わりたいのかによって、目指すべき学部は変わってきます。
例えば、「売れる」商品を考案する企画職を目指すのであれば、マーケティングや流通について学べる経営学部や商学部が合っているかもしれません。
企画職ではなく、素材開発や設計レベルで商品開発に関わっていくメーカーの研究開発職に就きたいのであれば、理数系学部に進学し、修士号を取得する(大学院修士課程を修了する)必要があります。
商品は商品でも、食品の開発をしたいのであれば、大学院まで進まずとも、管理栄養士の資格で開発職に就ける場合もあります。また、ゲームやWebサイトなどのコンテンツ開発の仕事をめざす場合は、情報工学系やデザイン系など、なりたい職種に応じた進路を選ぶ必要があります。
ですので、まずは気になる業界について調べてみて、商品開発に関わる職種にはどのようなものがあるのか、どうすれば就けるのかについて確認してみるとよいと思います。
その辺りの情報は、各企業の公式サイトの新卒者向け採用ページにまとめられていることが多いので、そのようなページを参考にしてみてもよいでしょう。
2012年01月更新