回答

　センター試験の試験会場の指定基準は、現役生と浪人生とで異なりますので、後輩とは会わなくて済む場合が多いと思われます。

　「平成26年度大学入学者選抜大学入試センター試験実施要項」によれば、試験場の指定方法は以下のようになっています。



10 試験場の指定

（1）大学入試センター試験の試験場は，原則として都道府県を単位とする試験地区を設け，この試験地区内に所在する各大学が，当該試験地区内の入学志願者を収容できるよう，設定するものとする。

（2）大学入試センターは，出願を受理した入学志願者に対し，原則として次により試験場を指定する。

　① 高等学校又は中等教育学校を平成26年3月卒業見込みの者（通信制の課程によるものを除く。）については，在学する学校が所在する試験地区内の各大学が設定する試験場

　② ①以外の者については，居住する試験地区内の各大学が設定する試験場



　上記の①が現役生で、②が浪人生となります。

　ですので、高校と自宅が同じ試験地区内にあるのでなければ、高校の後輩と同じ試験会場で受験することになる可能性は低くなります。

　ただ、学校数や学生数が少ない県の場合、首都圏のように現役生と浪人生とが各試験会場で大きくばらける形にならず、後輩と同じ試験会場で受験することになってしまうかもしれません。その場合は仕方がないと覚悟を決めて、周りを気にせずに受験していくしかないでしょう。

　しっかりと勉強をして、志望大学に合格できるようがんばってください。

2014年09月更新