高校での文理選択で理系を選ぼうと思っています。 それというのも、国語がとても苦手で、古文・漢文にいたっては一桁台の点数しか取れないためです。 理系選択をすれば、古文・漢文の勉強はしなくてもよいですよね。
あなたが目指す大学の学部・学科が理数系であるなら、古文・漢文はさほど重要にならないことが多いでしょう。
とはいえ、国公立大学を目指す場合は、センター試験の必要科目として古文・漢文が含まれることも多いので、何かしらの対策を立てていく必要があるでしょう。
素直に古文・漢文も勉強していく、古文・漢文で落とすであろう点数分を得意科目で埋め合わせる、国語の試験に「現代文のみ」「古文・漢文除く」と注釈をつけている大学や学部・学科を選んで受験する、など取れる対策はさまざまです。
時間に余裕がある今の内に、入試に関する知識をつけ、できる限り有利な状況で受験できるようにしましょう。
大学入試に関する基本的な知識は、進路ナビのコラム「大学入試の基礎知識」にまとめられていますので、一度目を通してみることをおすすめします。
ただ、いわゆる「読解力」があると、国語以外の教科でも、問題文の意図を正確に素早く理解できるようになるため、結果としてテストの得点を取りやすくなるというメリットがあります。
ですので、ラノベ等の軽い文章ではない、文章構成がきちんとした古典文学作品を読むなどして、読解力を身につけていってもよいと思います。
2016年10月更新